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「諫早湾の開門判決に上告断念」で長崎・佐賀の新聞を比べてみた

諫早湾の干拓事業で、ギロチンと呼ばれた潮受け堤防の開門を命じた福岡高裁の判決で、菅首相が上告を断念した件で、長崎県の新聞と佐賀県の新聞の記事を見てみました。

ちなみに
佐賀県は有明海を再生したいと願っているほう。漁業者が漁獲量減少に苦しんで干拓事業に反対してきました。

長崎県側は諫早湾の干拓事業を進めたいほう。
長崎県の知事からは上告断念に批判の声が上がり、長崎県議会では上告断念に抗議する決議案を可決しました。

これを分かって各地方の新聞記事を見ると面白い。




「干拓営農は」「防災は」 長崎県から一斉に怒りの声 2010年12月16日【佐賀新聞】

国営諫早湾干拓訴訟で開門を命じた福岡高裁判決をめぐり、菅直人首相が上告断念を表明した15日、干拓営農や防災に影響が出ると反対する長崎県からは一斉に反発の声が上がった。中村法道知事は「これまで一切相談はなかった」と16日に予定された鹿野道彦農相側の面会要請を拒否するなど態度を硬化させた。

中村長崎県知事は記者会見で「重大な変更があれば地元に説明があってしかるべきだが、一切相談も報告もなく大変遺憾だ。一方的に結論を先に出し、それに応じて説明したいというのは手順が違うのではないか」と批判した。

計41の個人、法人が入植している諫早市の干拓農地の営農者や開門反対派団体にも衝撃が走った。営農者は「これまでの苦労が水の泡になる」と天を仰ぎ、同日夕、市内で緊急会合を開いた開門反対派団体からは「何が政治主導だ」「国を提訴する」と、怒りの声が相次いだ。






漁業者ら歓喜「歴史的な英断」 諫干上告断念 2010年12月16日【長崎新聞】

「長かった」-。開門訴訟の原告で漁業者の吉田訓啓さん(46)=島原市津町=はこの日、訴訟支援者からの電話で国の上告断念を知り、「自分たちの主張の正しさがようやく理解された」と感慨深げな表情を見せた。

2003年の公害等調整委員会への原因裁定申請を手始めに、諫干事業と有明海異変の因果関係を認めさせるため、漁船漁業の窮状を訴え続けてきた。

ただ、12年度にも-という開門の時期には不満が残る。「国にはずっと期待を裏切られてきた。今回も、この先、首相や政権が変わったりしたら、どうなるか分からない。国や県、漁業者と農業者が協議する場を設け、できるだけ早く開門を実現してほしい」と話した。

同じく開門訴訟の原告、松本正明さん(58)=同市有明町=も「有明海再生にやっと希望が見える」と首相の決断を歓迎した。「ここ5、6年、夏場のカニ、タコ漁はさっぱり。赤潮も多発し、今年は特にひどかった。開門調査を5年間きっちりとやり、原因を突き止めてほしい」と語る。同町の原告、宇土敏彦さん(49)は「営農者や背後地の住民にも配慮しながら、一日でも早く開門調査を」と話し、「4年前、志半ばで亡くなった仲間もいる。きっと天国で喜んでいるだろう」と声を詰まらせた。

「開門賛成」の立場を取る瑞穂漁協(雲仙市)の石田徳春組合長(73)は「要望がかないうれしい」としながらも「実際に排水門が開くのを見るまでは安心できない。県は絶対反対で、説得は大変だろう」と表情を引き締めた。

また、同漁協の漁業者(61)は「開門で(調整池に)塩水を入れて湾奥をよみがえらせればいい。悪い水も流れてこなくなり、漁場は回復するはず。水位を浅くすれば、農業にもよかでしょうが」と、冷たい風の中、作業を続けながら淡々と話した。







お互いに相手の県の様子を伝えている。
佐賀県の新聞は長崎で怒りの声が上がっている事を伝え
長崎県の新聞は佐賀で漁民が歓喜している事を伝えている。

地元側の反応は分かっているので、
地元ではなく向こうでどういう反応があるかを伝えているという事でしょう。

これを読んで地元の人たちがどう思うかを考えてみました。

利害関係がなければ客観的に見て、諫早湾の干拓事業はずっと無駄な事業といわれてきましたし、作る為の目的もその度にころころ変わり、裁判所の判断でもそれは認定された格好なので、潮受け堤防の開門には賛成じゃないかなと思います。

長崎県側も一般の人たちは内容をみて、開門に賛成なんじゃないでしょうか。

逆に佐賀県側の人は、長崎県の知事や県議会の反応を見て「何を言ってるんだ?」という所でしょうかね。

なかなか興味深い記事です。
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